LINE相談 WEB予約

親知らずとは

ABOUT

親知らず・親不知(おやしらず)とは

概ね10代後半から20代前半に新しく生えてくる奥歯のことです。子どもの歯から大人の歯への生え変わりは、

  • 代生歯(子どもの歯と入れ替わりで生える歯)
  • 新生歯(新たに奥に生えてくる歯)

に分かれます。

新生歯には、

  • 第一大臼歯(6歳頃生える)
  • 第二大臼歯(12歳頃生える)
  • 第三大臼歯(18歳頃生える)

の3本があります。

このうち第三大臼歯(18歳頃生える)のことを『親知らず』と呼びます。
『親がこの歯の生え始めを知ることはない』ことから親知らずという名が付きました。

『親知らず』はみんなにあるものか

必ずすべての人にあるわけではありません。
特に現代人は食生活の変化により歯の本数自体が減少傾向にあるという説もあります。しかし、無いように見えても顎の骨の中に埋まって隠れているケースも多くあります。まずはレントゲン写真でご自身の親知らずがどのような状態なのか確認することが大切です。

『親知らず』は悪いものなのか

『親知らず』=悪いものというイメージがある方も多いと思います。しかし、必ずしも全ての親知らずが悪いものというわけではありません。
では、どういう場合に『親知らず』は悪いものとなるのでしょうか。

良い親知らずと悪い親知らず

他の歯と同じように

  • 噛み合わせの役に立っている
  • 綺麗に歯磨き出来ていて、虫歯や炎症もない状態

このような場合には他の歯と同様に親知らずも大切にしてあげましょう。

しかし、残念ながら多くの日本人の親知らずはこのように生えることはありません。
骨格的に顎のサイズが小さく、親知らずが生えるスペースが無いことが原因です。

生える場所が無く、行き場所を失った親知らずは、

  • 完全に埋まった状態(完全埋伏智歯)
  • 横向きに寝転がった状態(水平埋伏智歯)
  • 中途半端に生えた状態(智歯周囲炎)

になってしまうケースが多いです。

このような状態の親知らずは残念ながら『悪い親知らず』となってしまいます。

親知らずの生え方

顎の大きさが小さく、生える場所を失った親知らずはさまざまな生え方をします。

垂直

真っすぐ生えた通常の状態です。

この場合、

  • しっかりと噛み合わせの役に立っている
  • きれいに歯磨きが出来ていて、虫歯や歯茎に炎症が無い

このような状態であれば他の歯と同様に大切にしてあげましょう。

しかし、親知らずは奥の方にあるため磨き残しが多く、真っすぐ生えた状態でもトラブルを起こしてくるケースもあります。

近心傾斜

日本人に多いケースです。
手前の歯に対して斜めに傾いて生えた状態です。
この場合は中途半端にお口の中に見えている場合がほとんどです。

そのため、遅かれ早かれ、

  • 手前の歯との間に虫歯を作る
  • 手前の歯との間に歯周ポケットが深くなる
  • 汚れがたまり炎症を繰り返す

このような状態となってきます。

早めの抜歯をおすすめします。

水平埋伏

日本人に多いケースです。
手前の歯に対して真横に寝転がった状態です。
お口の中に少し顔を出しているものと、完全に歯茎に埋まっているものがあります。
近心傾斜と同様の理由で早めの抜歯をおすすめします。

遠心傾斜

後ろ側に傾いた状態です。
比較的少ないケースですが、親知らずの後方に汚れが溜まりやすい状態になります。
そのため、後方の歯茎が炎症を繰り返すケースが多いです。
こちらも早めの抜歯をおすすめします。

逆性

真逆に向いた状態です。
比較的少ないケースです。
完全に埋まっていてお口の中に出ていないことが多いです。そのため炎症などを起こすリスクは他の状態よりも低いです。
抜歯の難易度も高く、状況によって抜歯の必要性を診断します。

親知らずのバリエーションはさまざまです。抜く方法やリスクなどもそれぞれ変わってきます。
親知らずの専門家である「広島親知らず専門外来」では全てのケースに対応しております。
是非一度ご相談ください。

親知らずが生えてくると?

親知らずが生えてくると次のような症状が出てくることがあります。

  • 歯茎の違和感、もしくは痛みや腫れ
  • 噛んだ時の痛み
  • 頭痛
  • 歯並びの乱れ
Case
01

歯茎の違和感、痛み、腫れ

歯が生えてくるとき、周りの歯茎を押しのけながら生えてきます。
その際これらの症状が出てくることがあります。

  • 周りの歯茎の細菌感染
  • 親知らずの虫歯

これらがあると症状がなかなか改善しない場合があります。

Case
02

噛んだ時の痛み

親知らずの周りの歯茎が炎症を起こすと腫れてくる場合があります。
腫れた歯茎を反対の歯で噛みこんでしまい、痛みが出る場合があります。
この場合、反対の歯を調整するだけで痛みが改善する場合があります。

Case
03

頭痛

歯の神経は『三叉神経』という神経が感じています。
この三叉神経は、

  • 頭部
  • 上顎
  • 下顎

これらの感覚を支配しています。そのため痛みが強くなると神経が混乱し、『歯の痛み→頭痛』と感じてしまうことがあります。

Case
04

歯並びの乱れ

親知らずがあることで歯並びがずれてくることがあります。
そのため矯正治療の前後に親知らずの抜歯をおすすめすることがあります。